【世輝】
 「最初はバストからね」

 メジャーを伸ばし、両手で持ってスーツの胸部に巻き付ける。

 背中に腕を回して、わざと身体をくっつける。

 【綾香】
 「あん、そんなにくっつかなくてもいいでしょ」

 先生はくすぐったいかのように、ゴソゴソと身体をよじる。

 【世輝】
 「じっとしててよ、ちゃんと測れないから」

 胸と胸とをぴったりくっつけ、先生の背後でメジャーを手繰る。

 【綾香】
 「エッチな事しないでよ」

 そんな事言って、普通は年頃の男子学生に3サイズなんて測らせないと思うよ。

 本当は期待してるんじゃないの?

 だったらその期待に応えてあげなくちゃ。

 【世輝】
 「上手くメジャーが掴めないんだ」
 
 僕はわざと手間取る振りをして、きつく女体を抱き締めてやる。

 身体をぴったりくっつけ、両腕でギュッと背中をホールドする。

 【綾香】
 「ちょっと、くっつき過ぎでしょ」

 その言い方は全然怒ってない。
 満更じゃないんだ。

 【世輝】
 「動かないでよ。今メジャーを掴んでるんだから」

 胸だけでなく腰も密着させ、擦り合わせるように山本綾香を抱く。

 ああ、僕は今、全男子のオナドルを抱き締めてるんだ。

 童貞の僕には、女性の身体をこんな風に抱き締めるなんて初めての経験だ。

 凄いや。女の身体って、こんな感触なんだ。
 ふんわりした雲を掴んでるみたいだ。

 僕のペニスは、先生を抱く前からギンギンだった。

 それが今や150%エレクトして、 ビックンビックン脈打っている。

 そいつを柔らかいお腹に押し付けてやる。

 【綾香】
 「凄い」

 微かな声が聞こえた。

 何が凄いんだ? ハッキリ言えよ。

 【綾香】
 「ま、まだなの?わざと抱き締められてる気がするんだけど」

 【世輝】
 「もうちょっとで掴めるから大人しくしてて」

 わざとに決まってるだろ。
 メジャーを掴むなんて簡単な事に
 まごまごしてどうするんだ。

 先生が怒らないのをいい事に、僕は麗しい背中を、ヒップを撫で回し、腰を動かしてこわばりを摩擦する。

 僕は女教師の肉体を抱き締めたまま、1分ぐらいじっとしていた。

 【世輝】
 「先生、いい匂いがする」

 甘い体臭も心行くまで味わった。

 【綾香】
 「ねぇ、時間長過ぎない?」

 そろそろ放してやってもいいだろう。
 まだお楽しみは始まったばかりだ。

 腕をゆるめて女体を抱擁から解放すると、バストの計測を始める。

 【世輝】
 「バストってのは、普通トップバストを測るんだよね」

 【綾香】
 「だと思うわ」

 適当な会話をしながら、乳房の前でメジャーを交差させる。

 その時、拳で膨らみをグリグリする。

 【綾香】
 「どうしてそんな風に手を動かしてるの。
  くすぐったいわ」

 先生はピクッと肩を躍らせ、上半身を動かす。

 動いてくれたらこっちの思う壷だ。

 【世輝】
 「ああ、先生が動くから分からなくなっちゃった」

 【綾香】
 「だって世輝君が変なトコ触るんだもの」

 【世輝】
 「胸を動かさないで」

 そう言って、僕は両手で乳房を掴んだ。

 【綾香】
 「いやっ、オッパイ触ってるじゃない!」

 嬉しそうな言い方だな。
 ちっとも嫌がってない。

 肉の果実を掴んだ手を動かし、露骨に乳房をモミモミする。

 【綾香】
 「そんな……オッパイ揉むなんて許可してないわよ!アハッ」

 【世輝】
 「先生が動くから、胸を固定させてるだけだよ。
  好きで揉んでるんじゃない」

 【綾香】
 「だって……ウフン」

 先生はまた胸を動かす。